現在、開花調整中。
雪割草大会に向けて。
年も明けて、そろそろ雪割草のシーズンが近づいてまいりました。
通常であれば、新潟では平地で3月上旬から下旬、自生地では3月下旬ほどから4月にかけて雪割草は咲いてきます。したがって、2月に行われる日本雪割草協会主催の競技大会の時期には、まだ雪割草は咲いてきません。そこで、開花調整が必要となってきます。
一部の早咲の品種を除いては、その時期では通常の状態ではまだせいぜい芽が開いた状態位です。そこで春の気温に合わせた環境を作ってあげます。暖房により温度を上げて、早めの開花を促すわけです。欲を言えば日照も欲しいのですが、この時期にはなかなかそうはいきません。また、温度をかけ続けるばかりでは花茎が伸びてしまうので、メリハリが必要となってきます。
大会まではおよそ40日あまり。ここからが重要な時期となります。うまく開花してくれることを願うばかりです。
2011年01月10日更新