展示室風景
今年も展示室いっぱいに、雪割草が並びました。その数は早咲展・本咲展それぞれ500鉢を超えました。
「綾錦(あやにしき)」(三段咲)
濃紫の外弁に、黄緑の玉斑模様が綺麗に浮かびます。形も整っており、注目の三段咲です。
「春の訪れ(はるのおとずれ)」(千重咲)
濃ピンクの独特の色合いが美しい銘花です。花型のバランスも優れています。
「ほほえみ桜(ほほえみざくら)」(三段咲)
青軸赤絞り模様の三段咲です。模様はバランス良く入り、花も大輪です。
無銘標準花
黒みがかった濃紫に、底白が浮かび上がります。シンプルな対比ですが、人気を集めました。
無銘三段咲
外弁は赤覆輪状になり、黄緑の玉斑がはっきりと浮かびます。中心の三段弁もびっしりと並びます。
無銘千重咲
三段系のいわゆる中間タイプですが、濃紫と黄緑のバランスが抜群です。
無銘二段咲
最後は可愛らしい二段咲です。紫の地合い模様が浮かび、白の二段弁と良く合います。
4月に入り、気温が一気に高くなりました。現在は芽を出してきた山野草・樹々を整理し、店頭に並べる作業が続いております。気温が低かった3月には遅れていましたが、ここに来て追いついてきた感じです。
3月、当店展示室におきましては雪割草展示会を開催しました。早咲展と本咲展の二回にわたり行いました。他の展示会と重なることもあったため、当店展示会のご紹介が遅れていました。ここで今年の注目花をご紹介したいと思います。
現在、ちょうど交配した雪割草の整理中となります。まもなく熟した種子を蒔き、3年以降に花が咲く予定となります。それを楽しみに行っています。また面白い花が咲いてきた際には、皆さんにご紹介したいと思います。
2024年04月18日更新
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